今回はシステムトレード(自動売買取引)は実際にどうやって始めたらいいのかについて説明していきたいと思います。
また、システムトレードが何か分からない初心者の方にも分かるように、そもそもシステムトレードとは、何か?についてもお話ししたいと思います。
システムトレードの存在を初めて知った方は、最初に何をどうすれば良いのか悩むと思います。調べるといろいろ出てきますからね。。。
胡散臭い広告も沢山出てきますし(笑)
私も当時、何がベストなのか悩みました(笑)
投資、楽して儲かる、自動売買で寝てても儲かる、不労所得等々、知らなければ怪しさ満載ですよね(笑)
当ブログの手順通りにすれば、初心者の方でも迷わずにシステムトレードを始められるように書いていきたいと思います。
その後は、当ブログを参考にしていただくも良し、システムトレードについて色々と公開されている方は他にもいらっしゃいますので、そういった方々のサイトを参考にされるのも良し、自分なりに色々アレンジしてみてください。
はじめの一歩が踏み出せたら、その後の可能性は無限大です!
Contents
システムトレードとは?
さて、ここからが本題です。
まずは、システムトレード(自動売買取引)について簡単に説明します。
FXや株のトレードには、裁量トレードとシステムトレードの二つがあります。
投資経験のあまりない方や知らない方は、トレードと言うとパソコンやスマホの画面に表示されているチャートとにらめっこしながらポチポチするのがトレードとイメージされると思います。
そのように手動でポチポチ売り買いするのが、いわゆる裁量トレードです。
対して、パソコン上でプログラムに自動で売り買いさせるのが、システムトレードです。自動売買やコピートレードなんて呼ばれることもあります。
自動なので、パソコンに張り付く必要がありません。プログラムされたルールに従ったトレードをひたすら続けます。
一度、設定しスイッチを入れれば勝手にトレードし続けてくれるので時間的拘束がなく、また、感情に左右されることもなく淡々とトレードをしてくれるのが最大のメリットです。
それに、一度設定したら後は何もしなくても毎日ちゃりんちゃりん勝手にお金が入ってくるのは、とても楽しいですよ(^^)
システムトレードの形態
システムトレードの形態としては細かくは色々とありますが、手段としては大きく2つに分類されます。
1.ブローカーの独自ツールを利用するパターン
2.第三者機関のツールを利用するパターン
ちなみに、当ブログでメインなのは後者です。後者の方が多数のメリットがあるので!
ただ、後者の方がそれなりの知識が必要となるので比較的上級者向けと言えます。
とは言え、当ブログでは初心者でも後者の方でシステムトレードできる様に解説していくつもりですので安心してください。
第三者機関のツールには、主にMT4、MT5、cTrader等がありますが、当ブログで現在、取り上げているのはMT4となるので、MT4を用いた自動売買の説明となります。
では、順番に説明していきます。
1.ブローカーの独自ツールを利用するパターン
ブローカーが準備している独自ツールを使用しトレードを行います。
具体的には、有名どころで↓
- インヴァスト証券のトライオートETF、トライオートFX、シストレ24
- マネースクエアのトラリピ
- アイネット証券のループイフダン
- FXブロードネットのトラッキングトレード
- 外為オンライのiサイクル注文
e.t.c.…
なんかが該当します。
これらは国内ブローカーがほとんどで、設定やツールがある程度パッケージ化されており、初心者がとっつきやすいのがメリットかと思います。
裏を返せば、EA(次項目で説明します)よりも自由度がないとも言えますが。。。
それと国内ブローカーは、扱っている通貨ペアが海外ブローカーに比べ少ない傾向にあります。
また、詳細は別記事で書こうと思っていますが、国内FX業者はDD方式がほとんどのため顧客の損が業者の利益と言う構図になっており、不透明感が拭い切れない事(必ずしもDD方式が悪というわけではない)やレバレッジが25倍まで、追証あり等のデメリットがあるのも事実です。
特に追証ありは、相場急変動の場合でロスカットになった時に恐怖です。
原資が0になるだけならまだしも約定拒否やスリッページにあい、マイナスになった場合その補填を求められます。
FXによる借金は、原則自己破産がきかないので額が大きいと本当に恐ろしい事になります(^^;)
その点に関しては、原資がなくなる以上の損を被らない、ゼロカットシステムを採用している海外ブローカーの方が安心できます。
2.第三者機関のツールを利用するパターン
MT4(MetaTrader4)と呼ばれるFX取引プラットフォームにEA(Expert Advisor)をセットしトレードを行います。
初めてだと何言ってるか分かりませんよね(笑)
イメージとしては、MT4がDVDプレイヤーでEAがDVDの様な関係です。
DVD(EA)に書き込まれている内容(手法)をDVDプレイヤー(MT4)で再生(トレード)すると言った感じです。
映画のDVDと同じようにEAも名作から駄作までたくさんあります。
EAについては、映画のDVDと違い、ほとんどが駄作で不朽の名作に出会うのが本当に難しいですが(笑)
システムトレードを始めるまでの最低限のステップは、下記の通りです。
最低限これだけやれば、システムトレードは、始められます!
簡単でしょ?(^^)
【システムトレード開始までのステップ】
※各ステップの詳細は、下記“参考”を参照
システムトレード開始までのステップ
国内ブローカーの専用ツールに比べると少々手間がかかります。しかし、裏を返せば
システムトレードの環境整備
MT4を使用したシステムトレードを行う場合、24時間稼働できるパソコンが必要となります。
手段としては、下記のどちらかになると思います。
- 自宅のパソコンを24時間稼働させる
- VPSを契約する
VPSの詳細については、こちらの記事をご覧ください。
“自動売買に必須のVPSとは何か?”
管理人は、VPS契約をしてシステムトレードをすることを強くお勧めます。
VPS契約するとイニシャルコストが発生するので、初心者の方には抵抗があるかもしれませんがMT4でEAを稼働させている最中にパソコンが壊れたりダウンした時のリスクや損失を考えるとVPSは、必要経費かと思います。
それにちゃんとしたEAを適切に稼働させていれば、VPS代くらいは簡単に回収できるはずです!
新規にVPS契約される方、安定したVPSをお探しの方は、下記からどうぞ。
管理人も使用しているおすすめVPSです。
EAとの相性も良く不具合は今のところ起きていません。(EAの中には、VPS環境との相性により不具合が発生する物もあるようです)
VPSとは、バーチャル・プライベート・サーバ(仮想専用サーバ)の略称で、ネットを介して遠隔操作できる24時間稼働のパソコンを借りるイメージです。
(詳細は“こちら”)
家のパソコンでもMT4でのシステムトレードはできますが、パソコンにトラブルが発生した時のリスクがあり、停電やパソコンが突然壊れた時にポジションを持ったままとなりどうしようもなくなると非常に危険です。
ブローカーの口座開設
国内でMT4を使えるところもありますが、管理人は海外ブローカーのXMをおすすめします。
(詳細は“こちら”)
業界屈指の海外ブローカーではないでしょうか。
詳細については、今後別記事にでもまとめたいと思いますが、ブローカーの実績(スイスフランショックの時にゼロカットを発動し顧客の証拠金以上の損失を補填してくれています)、サポート体制、使い勝手、約定力等々を踏まえると断然XMです。
それに、海外ブローカーと聞いて尻込みされる方もいると思いますが、日本人スタッフも常駐しており、普通にサイトも日本語対応なので使用者からすると国内ブローカーと何も変わりません!
また、リアル口座を開設すると\3000のボーナスがもらえるので、それを使って少額取引すればノーリスクでトレードを試す事もできます。
初めてで、少額から試してみたい場合は、マイクロ口座からのスタートがおすすめです。
最低10通貨から取引ができるので、ボーナスのみでもローリスクな取引ができ、複利を利かせて徐々に増やしていきやすいメリットがあります。
もちろん、最初からスタンダード口座で一攫千金でも構わないと思います。
ただし、Zero口座は、ボーナスがつかないのでボーナスによるお試しをしたい方は口座開設の際に間違えないよう注意してください。
MT4のインストール
ブローカーの口座開設が完了したら、自分のパソコンまたは、契約したVPS上にMT4をインストールしてください。
(詳細は“こちら”)
VPSの環境はWindowsとなるので、【PC対応MT4】を選択してください。それと併せて、いつでもポジションや稼働状況を確認できるようにスマホにもMT4をインストールしておくことをおすすめします。
EAのMT4へのセット
MT4のインストールが完了するとデスクトップ上にショートカットが作成されると思いますので、それを立ち上げます。
(詳細は“こちら”)
トレード開始!!
売買開始ボタンを押してニコちゃんマークが笑えば、セッティング成功で、トレードが開始されます。
(詳細は“こちら”)
その他あると便利な物
システムトレードをするにあたり、必須ではないですが、あると非常に便利なものです。
準備しておくことをおすすめします。
bitwallet
bitwalletとは、オンラインウォレットの名称で、使い方としてはネットバンクの様なイメージです。
国内外を気にせず資金のやり取りができるボーダーレスなネット上の財布ですね!
通常、海外ブローカーの口座との資金のやり取りは、数千円の手数料と数日の日数を要します。しかし、bitwalletの口座を介せば、海外ブローカーであろうと瞬時に入出金ができ、手数料も無料です。
bitwalletから、銀行口座に出金する時のみ824円の手数料がかかります。
海外送金と比べると信じられないくらい安いです。
簡単ですが上記の様なメリットがあり、必須ではないとは言え、海外ブローカーを利用する上で必需品かもしれません。
口座開設と詳細については“こちら”
Dropbox
Dropboxとは、無料で使用できるオンラインストレージです。
※有料プランも有
この中に入れたデータはパソコンやスマホの端末の中に保存されるわけではなく、Dropboxのサーバーに保存されるため、いつでもどこでも端末問わずアクセスする事ができるようになります。
一手間加えるとドロップボックスに直接アクセスできるフォルダを作る事ができるので、自分のパソコン上のデスクトップとVPS上のデスクトップにその共有フォルダを作っておけば、“自分のパソコン⇔VPS間”のデータのやり取りをドラック&ドロップで瞬時に行えて便利です。
EAの調達をするときには、まずご自身のパソコンにいったんダウンロードすると思うので、そこからVPSに移す際に非常に便利です。
管理人は、複数のVPSを使用してるので、いつも“自分のパソコン⇔VPS間”のデータのやり取り上記の方法で行います。
管理人は、いつもVPSを契約したらVPS上で、まず最初に“google chrome”のインストールとログインをし、ドロップボックスの共有フォルダを作成します。
Dropboxの登録と詳細は“こちら”